絵本の読み聞かせ練習

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冬休みは毎年、来年度の教材の予習をする時期です。来年度の各クラスで使用する教具を手作りしたりもします。

今日は小学校中学年や高学年のクラスで読み聞かせを行う絵本を「逆さま読みで一度も間違えずに最後まで読む」という予習を計12冊行いました。「逆さま読み」というのは、絵本がA5サイズの小さいもので「生徒に絵と文を見せながら、私は上からのぞきこんで読む」という形になるためです。これって、けっこう大変です。もちろん、全て覚えてしまえれば、上からのぞきこまなくても読めるんですけれど…12冊全部は絶対に無理!1つの本で、多いと24ページもあるし、長い文だと「”Did you hear that, Thumbelina? You’re so lucky. He’s so rich and smart!” the mouse said excitedly.」というものもある…。

さらに、絵本の読み聞かせというのは、登場人物ごとのセリフで声色を変えなきゃいけないのです。意地悪ギツネなら「ドラえもん」のスネオ風の声、でっかいウシなら相撲取り風の声という感じで。これって「逆さま読み」をしていると、次のセリフが誰のものなのか即時に判断できなくて、声色を間違っちゃったりするんですよね。さらに声帯も痛めそうだし…。でも、この声色の変化を子どもたちは喜んでくれるので、やらないわけにはいきません。今日は12冊、完璧に読めるまで何度も練習をしたのでした。

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