授業中の事故

埼玉で小学生がプールの吸水口に吸い込まれるという、痛ましい事故がありましたね。私も子どもを預かる職業として、生徒たちの安全には十分注意しないと…と気を引き締めなおしました。先日、私の所属しているA社のどこかの教室でも、レッスン中に生徒が指を骨折するという事故があったと、本部から報告レターが届いていました。

A社の教案では、”Can you ~?” ”Yes, I can.” ”No, I can’t.”を導入する際、ピクチャーカードを見せて”Can you do this?”と質問することになっているのですが、そのピクチャーカードというのは「これは小学生には無理でしょ」とはっきりわかる動作も含まれています。そうしないと、”No, I can’t.”が導入できないからだと思います。

その「無理な動作」の一つである、ストリートダンスでやってるような、片手のひらだけで全身を支えるポーズを、小学3年生の男子生徒がトライしようとして、指を骨折してしまったそうなんです。私の教室には、今年度はたまたま無謀な挑戦をする生徒がいなかったものの「うちの教室でも、十分起こりうることだなあ」と怖くなりました。

数年前の教材では”Can you ~?”の導入を、空のペットボトルを使用して導入していました。一つは普通にフタをしたペットボトル、もう一つは接着剤でフタをくっつけたペットボトル。それらを使って”Can you open this bottle?”と聞くのです。当時小学3年生だったある男子は、接着されているほうのボトルを意地でも開けようとして、手の皮が剥けてましたもの…。素直に”No.”と言わない子どもの特性も考えて、教案を作って欲しかったですね。

結局、今年度の「危険な動作」のピクチャーカード計5枚は、使用禁止となりました。ほんとは事故が起こる前に、私たち講師も含めて誰かが気づくべきだったのですよね。

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