親の心

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今日は計算クラスの授業参観をしました。プリント学習のクラスなので、参観といっても何を見てもらうのか…という感じなのですけどね。姉弟の2人クラスなので、お母さん1人だけ。

お母さんは「いつもこんなにくちゃくちゃしゃべりながらやってるんですか、この子たちは?」と驚いてました。ハイ、いつもです…。いつもは私が生徒の机に「ピシッ」と気合を入れるためのポインターを、今日はお母さんに持ってもらったら、弟のほうは早速ビシビシやられてました。それでも全然気にしないんですよねえ、彼は。

しかしこのお母さん、お便りの返事なども提出しないし、進級登録は毎年、期限を過ぎないとしてくれないし「あまり熱心じゃないのかなあ?」と思っていたのですが、今日、私の誤解だとわかりました!

お姉ちゃんのほうは、今年度までは英語と計算の両方のコースを取っていたのですが、来年度は英語をやめたいと言うんです。それで計算コースのみ進級登録をしてもらっていたのですが、お母さんから「なんか、9月ごろに始まる英語のクラスってありますよね?」と聞かれました。「ああ、中学英語準備コースですね」というと「それって、この教室でもやってますか?今度はそちらでお願いしたいんです」とのこと!

本人も「それならやる!」と言ってくれて「でも、お母さん、なんでそんなのがあるって知ってるの?」と聞いていました。するとお母さんは「ここのパンフレットに書いてあるもん。親がアホだからね、せめて子どもにはきちんと教育を受けさせてやらないとって思って、そういうのはちゃんと見てるのよ」って。

はあ、確かにお母さんは成績は芳しくなかった記憶が…実は、私の小・中学校の同級生なんです。でも、あのお母さんがそういう考えを持っているって知ることができて、すごく嬉しい。みんな、自分の子どものことを真剣に考えてるからこそ、こういう教室に通わせてるんですよね。今まで「あまり熱心じゃないのかしら?」なんて思ってて、本当にすみませんでした!

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