小学生の恋

2学期の最終週といえば「クリスマスパーティー」です。クラス別にこぢんまりとやるだけなんですけど、みんなの最大の楽しみは「プレゼント交換」です!

小学校高学年クラスは4人います。男子3人、女子1人なので「女の子でも男の子でも使えるものを持ってきてね」とお願いしてありました。どうやって交換するのかというと、まず全員のプレゼントを一箇所に集めておいて、ジャンケンで勝った人から好きなものを選んでいくという形です。包んであるので、中身はわかりません。数年前には、ジャンケンで最初に勝った子が「一番大きい箱」を選んだら、ロシアのお人形のマトリョーシカみたいに、ひたすら中から箱が出てきて、最後は「消しゴム」だったという「ギャグ」を取り入れたものもありました。

今年、一番に選ぶことになったのは、クラスで唯一の女の子、Rちゃん。私、前から感じてたんですよ、「RちゃんはSくんが好きなんじゃないか」って。そうしたら予想通り、RちゃんはSくんの持ってきたプレゼントを選んだのです。はっきりいって、見た目の豪華さではSくんのは「最後まで残るだろう」と思われるものだったんですよ。クラスの誰も、もちろんSくん自身も気づいてないでしょうけど、Rちゃんはわかりやすいですよ~。

去年のバレンタインの日のレッスンから、私は「あっ、ひょっとして?」と思ってたんです。その頃は女子はRちゃん1人、男子はSくんとKくんの2人で計3人のクラスだったんですけど、RちゃんはSくんに「チョコレート、何個もらった?」って聞いてました。Sくんが「13個」って答えると「すごーい、モテモテじゃない!」とRちゃんはすごく反応してました。でも、Kくんには一言も聞かないんです…。代わりに私が「Kくんは?」って聞いて「ゼロや~」という答えが返ってきたのに、RちゃんはSくんの方を向いたまま、Kくんの答えなんて耳に入っていない様子でした。

その後も毎回のレッスンで、Sくんが言えない単語を横からコソッと教えたり、スピーチでつまったら「がんばって、あと少しよ」って声をかけたりして「今までRちゃんはこんなことしなかったのに…」ということが、よくありました。相変わらず、Sくん以外のときは無関心ですし。

小学生の恋を見守るのっておもしろいですね。4月からは中学生、付き合ったりするのかしら?でもねー、2人は別々の中学校に進学するし、家も遠いし、この教室に来ないと会えないのよね。だから「2人とも絶対進級してね!」

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