成績表の書き方

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今年はあと1レッスンずつを残すのみとなり、来週渡す成績表を書いています。絶対評価とはいえ「あの子と比べるとまだまだ単語は読めていないから、AじゃなくてBかな」とか「『よくできる』ってほどじゃないと思うんだけど、Bをつけた1学期よりはかなりレベルアップしてるから、やっぱりAにするべき?」とか、相対的に考えてしまいます。なかなか難しい。

そしてコメント欄の方が、評価欄よりずっと苦労します。中学3年生3名は、1人がほぼ完璧、あとの2人は100点満点中70点ぐらいの成績です。70点くらいの2人については「2学期は難関と思われる『関係代名詞』を学習しましたが、つまずくことなく、よく理解できています」という誉め言葉のみを書きました。しかし完璧に近い子に関しては「英作文をしてもらっても、かなり長い文を、文法や単語のつづりも間違えずにスラスラと書けます。ただ、ピリオドを忘れたり、大文字にすべきところを小文字で書いたりというケアレスミスがあるのが惜しいです」と、注意する内容になってしまっています。なぜ???

もちろん、この子も「関係代名詞」は完璧ですから、同じような誉め言葉を書いておけばいいと思うんですけど。ひょっとして、私も無意識のうちに営業的戦略が出てるのかも?完璧な子を完璧と認めてしまうと、塾へ行く必要もなくなるから?逆に、まだまだ完璧ではない子には「塾へ来てるから理解できるようになっている」と思わせる必要があるから、誉め言葉だったりする?自分でもよくわからなくなってきました…。

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